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灼眼のシャナ 第2話

第2話 「灯る炎」 

消えゆくトーチの運命。
自らもトーチであったことを知った少年は、それでも・・・
例え消えゆく存在でも、自分の名はあると叫ぶ。

悠二の運命が変った日。世界が外れた日・・・
炎の髪と瞳の少女から、悠二は自らが既に『存在』を無くしたもの『トーチ』であったと告げられる。
紅世の徒によって『存在』を食われた者は、はじめから存在しなかったものになる。
世界のバランスを取るためにの残り灯がトーチ。
徐々に存在を薄め消えていく運命・・・

説明を受ける悠二の前で、一人の少女のトーチが消え、青い炎となって消えていく。
が、それを誰も気付かない。それがトーチ。
悠二は、トーチでも『ミステス』という特別なもの。トーチの中に紅世の徒の『宝具』を宿したもの。
信じがたい事実を話す少女は、苦悩する悠二をよそに買ってきたメロンパンを美味しそうに食べる。本当に美味しそう(笑)

翌日、悠二の前に再び現れた少女。
『ミステス』である悠二のところに紅世の徒が来る。だから悠二を監視すると言う。



学校に向かう悠二は、平井さんに会う。
昨日のあんなに元気だった少女が、トーチとなり消えつつあることを見てしまう。
その灯は、か細く。今日中の命・・・

自分もトーチである悠二は、なんとか平井さんが消えてゆくのを引きとめようとする。
悠二を監視する少女が冷たく言う。

「あれは人じゃない。ただのトーチよ」

悠二の努力も虚しく平井さんの存在は徐々に消えていく・・・
存在が消えゆく少女は、好きだった土手に向かう。

夕暮れの中、青い炎を消える平井さん・・・

現れた少女が、ただの残りカスのトーチは消えるだけと。

「彼女は絶対にここにいたんだ!」
反発する悠二。

悠二をただのトーチで、自分は名前もない、ただの『フレムヘイズ』と言う少女。
少女が持つ大太刀である『贄殿遮那』から『シャナ』呼ばれていると聞き、悠二は言う。

「じゃあ、君はシャナだ。僕はこれからそう呼ぶ。
もう、ただのフレイムヘイズじゃない。
僕も、ただのトーチじゃない。坂井悠二だ!」


トーチになった平井さんが・・・(><;)
バトルメインの1話から、世界の説明メインの第2話でした。
存在を無くし消えゆく運命のトーチが・・・
噂のメロンパンにパクつくシャナも見所でした(笑)
だいたいの説明も終り、シャナの名前もついて次回から本格的に展開かな。

by seraid | 2005-10-17 23:48 | 灼眼のシャナ

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