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SEED DESTINY 完結(?)によせて・・・

結局50話かけてしたかったのは、『SEED』 vs 『DESTINY』だったと言うのが結論ですね。
完結(?)によせて少しだけ全編を考察してみました(^^;

キラたち前作のキャラが、『SEED』(自からの力で未来を開く子供たち)。
新キャラであったシンたちは、『DESTINY』(定めれた運命の子供たち)。
この二つの戦いであったわけで。

前作でキラとアスランが最後には味方になったので、なんとなくシンたちもキラ側になるのかと思ってたのがまず間違いだったと。
最初からぶつかる設定だったから、『DESTINY』・ミネルバサイドには議長の黒い面に関する情報は一切教えられないという展開でした。
そんなわけで、シンたちにしたら議長が『間違っている』という判断はできなかったと思います。
視聴者は、本編で触れられてない情報=議長黒幕を知っている(と言うか制作サイドが意図的にリークした?)ので、シンだめ~と非難されたりで気の毒でした。

シンたちには開示できない情報があるために、展開が完全にAAサイドとミネルバ・サイドに分かれるという弊害もあったりで。もう少し柔軟な展開があってもよかったかなとも思いますが・・・

そして物語は、シン、キラ、アスランの3人の主人公を軸に描かれた(・・・と監督は言ってました)。

どうしようもない、戦いの続く『現実』を変えたい。そんな力を求め、力を得た存在がシン。
『現実』を変える力がもしあれば。こうであったらと言う理想(夢想?)の存在がキラ。
そして、なんとか『現実』を変えたいと思いながらも、なにをしていいか悩む存在がアスラン。

先の見えない『今』をどう生きて行くかを、3人のキャラを代表としていたわけかな。
だから、物語の結末は、混迷の世界・争いのなくなら世界で生きていくしかない・・・となるしかないわけで・・・
キラたちの活躍で世界から戦争は永久になくなりました・・・とか言う嘘ぽいエンディングよりは納得かな。



■議長がユニウス7の犯人?

議長がユニウス7落下を起こしたかについては、黒だと思います。

最終目的・『ディステニープラン』実行のために世界を混乱させる。敵対するもの連合=ロゴスを倒すために相手に開戦させる必要があった。
そして、想定される『核』の先制攻撃を封じるニュートロンスタンピーダーの完成を待って、事を起こしたんでしょうね。

■ 『ディステニープラン』について

人の飽くなき『欲望』を、『理性』で管理しようというものだったのかと。

『欲望』を『理性』で管理するもの。それって古くからあるものでは宗教がそうですよね。
盗むことを禁じ、隣人を愛せとか・・・etc
そう律しないといけないほど、野蛮な時代があって、それを押さえるために出来たのが宗教ともいえます。

そう考えると、議長がなんか神官とか教祖に例えられのは間違いじゃないかも^^;

でも、遺伝子で人の生き方を決めることって、究極には、優れた遺伝子だけが生かされる世界になっていくと思います。
容姿の優れたもの。優れた頭脳。才能のあるもの。そんな遺伝子のものだけの世界。
それがないものは消されていく世界。なんていやな世界ですね・・・

■最後に次回作するとして問題点

無敵になりすぎたキラとガンダムをどうするかですねよね^^; 出したらどんな敵も勝てないし。
互角に戦える強い敵を出すって手もあるけど・・・そこまですると『ガンダム』と言えるかわかりません(笑)
これまでのレギュラーで出すなら、虎さんとムウさんくらいまでかな。
キラとアスランは、何か理由をつけて戦場に来ないようにしないとバランスがとれない^^;
出番少なかったデイアッカやイザークとかもいいですね!
でも、新しいキャラの出番を食いそうです^^;

どうなるにしろ、スタッフの見直しが大前提ですが(==;

SEEDの続編ではないにしろ、『ガンダム』のタイトルがつく作品は作られるでしょう。
ずっと制作が継続されることでガンダムシリーズは続いてきたのですから・・・

次がどうなるのか。今度こそ期待を裏切らないものであることを願ってます(^^)ノ


最後にお世話になったサイト様、1年間ありがとうございました。

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by seraid | 2005-10-03 00:22 | ガンダムSEED

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