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まほらば 第26話(終)

第26話 「まほらば」 

いよいよ最終話です。ストーリーと平行して描かれてきた白鳥の絵本もラストシーンを迎えます。

梢のために必死に絵本を描く白鳥。
絵本に興味をもった、梢の4人の人格は入れ替わり立ち代り続きをせがむ。
その様子を見守る鳴滝荘の面々。
灰原は、絵本を描いて梢に見せる白鳥の姿に、両親を失った梢に絵を描いていた白鳥の姿をだぶらせる。時がたっても変らない二人の関係。

絵本の話は、王子が魔法のスケッチブックとクレヨンを持って散歩に出るところから始まります。
王子の向かった森には、梢をモデルにした姫の住む城がありました。
大好きな梅干を食べているうちに、鏡の中・・・、池から・・・、影が動き出し・・・と梅干欲しさに姫の分身が増え5人になってしまいます。

話を聞いていた棗が、城の周りが寂しい・・・かもと言う。
白鳥は、鳴滝荘の住人をモデルにした森の仲間を描きます。
そして、森の仲間ろ楽しく暮す5人の姫の城に王子がやってきます。
しかし、突然の洪水に王子たちが流され、ショックで5人の姫は眠ってしまいます。
王子たちが無事に戻ってきて、姫たちは目を醒まします。ただ1人を残して・・・



「それから、どうなるの?」
4人の人格が消え目覚めかけた梢だけが残る。話のつづきをせがむ4人。

王子は、最後に残った姫の頬にキスをして目覚めさせます。
その時出た光を浴びて他のお姫様はそれぞれ勇ましい勇者、好奇心旺盛な妖精、おしゃれな踊り子、器用な魔法使いへと変身します。

そこまで聞いても梢は、その後をせがむ。
白鳥は梢が鳴滝荘のみんなとずっと過せることを望んでいたことを思い出す。
鈴を梢の髪につけ、ハッピーエンドだから安心してと白鳥。

「春・夏・秋・冬、王子様とうめぼし姫たち、そして、森の仲間達は、いつまでもいつまでも幸せに暮らしました」

目を醒ます『梢』。復活の梢にちゃっかり飛びつく珠美(笑)

そしてラストシーン・・・
梢の誕生日に、勢ぞろいするオールキャスト。

桃は、カレシがちゃんと映画が撮れてから呼べと日本に残ることに。
灰原は応募していた出版社が倒産^^;
結局、鳴滝荘はこれまでどおり。

バースデーケーキには、梢以外にも、早紀・魚子・千百合・棗の名前も書かれている。
今日は、梢と梢の中の4人の人格の誕生日。

ビルの谷間に、いまもある古いアパート鳴滝荘。そこには梅干の好きな姫と愉快な仲間たちが暮しています。

・・・春・夏・秋・冬、王子様とうめぼし姫たち、そして、森の仲間達、いつまでもいつまでも幸せに暮らしました。

最後のエンディグはフルバージョン(?) 改めていい曲ですね^^
いままでのシーンが次々と流されていきます。

現実の重さに潰されそうになっても、いつか描いた夢と、いっしょに喜べる人がいれば、だいじょうぶ。明日はきっと来るから・・・

ハートに効くサプリメント・アニメでしたね^^

by seraid | 2005-06-29 20:33 | まほらば

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