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まほらば 第15話

第15話 「…かも」 

新しい梢の人格、『あの子』。
いままで住人のだれも会話ができず名前もわからない『あの子』。
なんとか心を開かせようと『オープンハート作戦』とはりきるが、みごと全滅^^;

白鳥はあきらめず、あの子に話しかける。
トランプの手品をはじめる『あの子』。白鳥もまねするが上手くいかない。
それがきっかけで『あの子』がはじめて口を開く。
友達になりたいと言う白鳥に『あの子』は言う。
話してもつまらないし、役にもたてないから友達になってもしょうがないと。
白鳥はそうじゃないと。

「そんな理由で友達になるんじゃないよ!
・・・君がどんな子かまだなにも知らないんだよ。知り合わなくちゃ好きにも嫌いにもなれないよ。もちろん友達にも」

白鳥の言葉にようやく心を開いた『あの子』。名前は『紺野棗』。
手品が得意なシャイな少女。口癖は「…かも」。

そして、前回の絵本のつづき・・・
夏の終わりに去った不思議な花?『それ』。
男は悲しい別れをするなら出会わなければよかったと落ちこむ。
が、出会いがなければ『それ』とも、妻とすごした幸福な日々もなかったと考えなおす。
また、幸福な日々に出会うために男は町へとまた出かけるようになりました~ (END)

梢の新人格『あの子』と『それ』の絵本の内容がうまくからめてますね^^
原作でもこんな感じなのでしょうか。

by seraid | 2005-04-22 23:11 | まほらば

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